THE VOID TALK

21Cの現在、人間社会は生活の大半をデータ化し、そしてシステム化する事で、社会の機能、合理性のアップに繋げ、豊かな物質世界の確立を目指しています。

今後デジタル技術はより早いスピード化で発展と進化を目指していくと思いますが、しかしそれは人間に取っての理想郷、つまり幸福を得る事に繋がるのでしょうか。大切な事は、我々人間は「無」非物質的現象と、「有」物質的存在の有と無が織り重なり合った、誠に不思議な世界で存在しているという事実です。

この世は絶対性も完全もない虚空(VOID)、真空の無限の世界から生まれた奇跡のエネルギーが、宇宙、現象(非物質的対象)と存在(物質的対象)、それぞれの両界を創り出しているのです。

この両界、つまり無限に変わりゆく世界、その全てをデータ化する事は本当に可能なのでしょうか・・・。

無限に変化を続ける現象と存在の中で生きる我々人間は、いかにして自然界との調和、総合関係が構築でき得るのか、その意味と方向性を音楽家の視点で探ってみたいと思っています。

今後も一般社団法人 虚空会(CLUB VOID)にご期待下さい。

Stomu Yamash’ta